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beonaroll × 朝日光輝 「絶好調な明日のために、私が私にできること」

「心と体の調子が整う“絶好調(be on a roll)”な明日のために、私が私にできること」をテーマにお届けするスペシャルインタビュー。
今回は長年トップ・ヘアメイクアップアーティストとして活躍する傍ら、美容室「SUNVALLEY」の代表でもある朝日光輝さんが登場。

 

若いころと比べて、目が覚めた時に疲れが取れていないことが多くなり、“睡眠の質”を意識

ーー朝日さんというと、長年ヘアメイクアップアーティストとしてトップを走っているイメージですが、美容院「SUNVALLEY」を経営し、スタッフの育成にも従事するなどつねにチャレンジと進化を続けているようにも感じます。

「今は良い循環ができているなと思っています。サロンワークも毎日続けると苦しくなる時があるんです、忙しすぎて。だから撮影が入るとフレッシュな気持ちで仕事に挑める。初めて会うモデルさんや芸能人の方とか「イマドキ」な人のヘアメイクをすることで刺激をもらって、その感覚をまたサロンワークで活かせたり。」


ーーヘアメイクもサロンワークも立ちっぱなしのことが多いと思いますが、年齢を重ねて体力面での変化はありましたか?

「昔に比べたら体力も無くなってきたり、目も悪くなってきたりと、体調管理をちゃんとしていかないとポテンシャルを保てなくなっているような気はします。」


ーー体調管理で日ごろ気を付けている事ってありますか?

「昔はキックボクシングとかピラティスをしたり、少ない休みの中で体を整えようと一生懸命運動をしていたんですけど、坐骨神経痛とかギックリ腰が頻繁に出るようになっちゃって、今はゴルフぐらいですね。
だから寝る事に命をかけてる(笑)。目指しているのはできるだけ長く深く寝て、スッキリ起きる。基本的なことですけど。」


ーー睡眠はウェルネスの基本ですもんね。

「寝るのはめちゃくちゃ得意なんです。どこでも寝られちゃうし。でも若いころと比べて、目が覚めた時に疲れが取れていない感覚が多くなりましたね。しっかり寝たはずなのになんでこんなに眠いのかなとか、目覚めてもスッキリしない感じ。歳を重ねたことで深く寝られないし、寝ても疲れが取れないのかもしれないですね。」


ーー質のいい睡眠のために何か意識していることはありますか?

「これは宣伝じゃなくて(笑)、しっかり眠りたい時にはビオナロのCBDオイルを飲んでいます。初めは半信半疑だったんですけど、あれ?意外とスッと寝られてスッキリ起きられるなって。なんか嘘臭くなっちゃうかもしれないんですけど(笑)、起きた時の感覚が違うので。」


ーーうれしい感想、ありがとうございます!

「これが若い時だったらひょっとしたら気がつかなかったかもしれないけど、今の年齢だからこそ睡眠の質の違いというか、寝起きの違いというか、睡眠の入り方も含めて、こういった感覚をより感じるようになったのかなと。
起きたときにスッキリしなくて、なんだか寝られなかったなと思った日って、とにかく動き出しも悪いし頭の回転も遅い。でも不思議と短時間の睡眠でもパッと起きられて、すごくいい眠りだった感覚があるとやっぱり1日元気ですよね。年齢を重ねると睡眠の質が大切なんだなって思います。」


「毎回結果を出していかないと」というプレッシャーで不安になるときもある

ーー寝られないぐらいの精神的なプレッシャーとかストレスがかかることはありますか?

「あまり表に出さないタイプですが、一応それでもプレッシャーやストレスはありますよ、もちろん。いや、むしろめちゃくちゃありますよ(笑)。ネガティヴなことも考えるし、先のことが不安にもなります。だから寝るっていうのもあるんです。起きていると考えちゃうから。」


ーー大ベテランの朝日さんにどんなプレッシャーや考え事があるんですか!?

「50歳近くになった今もありがたい事に素晴らしい仕事をいただいていますが、結果が良くないと、もしくは想像を超えていかないとやっぱり次の仕事にはつながらない。サロンワークにしても、いらっしゃってくれた方が当たり前に綺麗になって帰っていく、それを繰り返していかないと続かないと思うんです。だから毎回結果を出していかないといけないので、考え出すとプレッシャーでしかないんですよ。」


ーーそのプレッシャーを超えて、納得できる仕事をするためにはどうしたらいいんでしょう?

「毎回どれだけ準備をしていてもハマらないパターンっていっぱいあるんです。だからどんな状況になってもいいように準備をしておくことだと思います。「こうだったらああしよう」とか「これもできるな、あれもできるな」っていう引き出しをできる限り増やして仕事に向かうようにしています。」

ーー引き出しはどうやって増やしていくんですか?

「普段からアンテナを立てているっていう感じですね。たとえばドラマを観ている時でも人と会話をしている時でも、散歩をしている時でも、どんな時でも感覚的にいいなと思ったことは心に留めて、仕事と結びつけて考えながら過ごしているんです。流すのは簡単だからね。」



日常のストレスや不安をリセットする自分流のマインドフルネス

ーー普段からアンテナを立てているとストレスもたまる?

「仕事や不安なことを考えないように、自然と頭の中を空っぽにする時間を作ってリセットしています。体を動かしたい時はゴルフ。あとは、一人で音楽もかけずにドライブをすることが多いです。運転に集中するから細かいことを忘れられるでしょ。家に帰ってから一点を見つめて、ボーッとタバコを吸っていることもあるし(笑)。」


ーーある種のマインドフルネスですね。

「人によってはお皿を洗っている時とか、洗濯物を畳んでいる時が何も考えなくていいとか、よく聞きますよね。僕にとってはそれがドライブ。」

 

 

 

自分のために頑張れることにはボーターラインを作ってしまうけど
周りにいてくれる人のためならいつでもそれを超えられる


ーーこれからの夢とか次の目標はなんですか?

「自分のために頑張る事ってもうあまり思いつかなくて。それよりも、僕の周りにいてくれる今のスタッフとか組織がいかに伸びていくかを常に考えているし、そしてそのきっかけでありたいと思っているんです。
それぞれ個性があるスタッフたちが、その子なりのスキルとか仕事の喜びを見つけるためには、どうやって磨いてあげたらいいのかな?って考えることが今の楽しみだし、目標でもあります。そのためにも、キャリアを重ねたスタッフと若い子たちが、お互いに刺激を受けながら学んでいける、そういう環境をみんなで作って、みんなで伸びていくことが夢、というか理想ですね。
今は個の時代かもしれないけど、逆にこういう輪をどうやって広げられるか、そしてそのために自分だからできることは何か?みたいなことはいつも考えています。」

ーー組織としてのアップグレードがこれからの目標であり、自身のモチベーションにもなっているんですね。

「自分のために頑張れることって多分、自分でボーダーラインを作っちゃう。僕はこれが出来ない、僕はこれがキライってなるけど、でもスタッフのためとか周りに居てくれる人達のためだったら、それを超えて頑張ろうと思うはずなんですよ。僕は多分そういうタイプなんで。」

 

 

 

朝日光輝

ヘアメイクアップアーティスト、SUNVALLEY代表
一流モデルをはじめ、クリエイティブスタッフやクライアントから厚い信頼を集め、トップ・ヘアメイクアップアーティストとして最先端のトレンドを発信し続けている。美容室「SUNVALLEY」の代表でもあり、サロンワークにも精力的に取り組む。