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今、どんな呼吸をしていますか?

今、どんな呼吸をしていますか?

短くて浅い呼吸ですか? 深い呼吸ですか? 速い呼吸ですか? 私たち人間は1日に2万~2万5,000回呼吸をしています。日ごろ、呼吸を意識することはほとんどないかと思いますが、実は、リラックスしている時は長くゆったりとしていて、ストレスフルな状況の時、例えば不安を感じている時、イライラしている時、緊張している時は短くて浅い呼吸をしています。

これは、イライラしたり気分が落ち込んだり心が不安定になると、ストレスホルモンであるコルチゾールやアドレナリンが分泌され、交感神経が優位になることで呼吸が浅くなってしまうから。

 

 

イライラしたりストレスを感じたりしているとき、呼吸は浅くなっている

浅い呼吸は胸や肩だけで行なっていることが多く、肺にしっかりと酸素を送り込むことが出来ていないため、血液の循環が悪くなり、集中力の低下なども引き起こします。また、浅い呼吸を続けることで常に交感神経が優位に働くようになり、ますますストレスを感じるようになってしまいます。

こんな時に効果的なのが深呼吸です。お腹を使って深くゆったりと呼吸するので、腹式呼吸とも呼ばれていますが、腹式呼吸は副交感神経をスムーズに働かせるため、心と身体がリラックスする効果があるとされています。

呼吸は自律神経によって自動的に行われていますが、心臓や他の臓器と違って、自分の意思でコントロールすることができます。意識的に呼吸を深くすることで副交感神経を優位にして、緊張していた心と身体をリラックスした状態に持っていくことができるのです。

 

イライラやストレス、不安を感じたら「息を吐き切る」ことを習慣づけて

自律神経を整えるのに効果的な深呼吸の方法はたくさんあるのですが、そうは言っても、忙しい毎日の中で実践する余裕がなかったり、自分の呼吸に意識を向ける習慣がついていなかったりする人も多いと思います。

そこでおすすめしたいのは、イライラやストレス、不安を感じた時に「息を吐き切る」という習慣をつけること。息を大きく吐くことで副交感神経が高まりますし、そのあと自然と深く息を吸い込むことができるのです。
その時、息を吐く時はお腹をへこませて、吸うときには大きく膨らませるようにしてみましょう。それが自律神経を整え、リラックスした状態にしてくれる腹式呼吸です。余裕があれば、この呼吸を3回程度繰り返すと効果的です。

「イライラするな」、「不安だな」がよぎったら、とにかく息を吐き切ることを意識しましょう。
ストレスと上手に付き合うために、まずはここから始めてみてはいかがでしょうか?